皆さんは自分を変えたいと考えたことはあるでしょうか?
私はあります。プロフィールでもご紹介しましたが、未熟な社会人として生活してきました。
「他人のせい」からの脱却
入社したころは若気の至りもあり、与えられた仕事にも何かと理由をつけ文句を言うような人間でした。
うまくいけば自分のおかげ、うまくいかなければ他人のせいにするような仕事の仕方をしていました。絵にかいたようなダメ社会人でした。
当然、そんなやり方でうまく行くはずはなく、やり遂げないといけないタスクが終わらず徹夜同然の日々を過ごしたこともあります。家と会社の往復、睡眠不足の中、ストレスを紛らわせるためにお酒を飲み、酔っぱらって眠りにつく。そのような生活を送っていました。
当然、会社はもちろん、家族ともうまく行かない状況になっており、徐々にストレスが積み重なっていきます。
今では考えられないですが、その当時の私は、そんな中でも「自分は一生懸命やっているのに、何で誰も助けてくれないんだ!」のように考えていたのです。
「自分の限界」を知る
最初のうちは、自分だけが頑張れば、何とかやり切れていましたが、年を追うごとに段々仕事の大きさも大きくなっていく中で、ついに限界を迎えてしまいました。精神的に耐えれらくなったのですね。少なくとも、その当時は何を見ても涙が出るほどに追い詰められていました。
何も考えられなくなったことと、あまりにミスが続いたのでADHDの疑いが浮上したことで、短期間ではありますが病院へ通っていました。診断としてはストレスによる精神的な負荷が続いたことによる症状と診断されました。(ADHDではなかったです。)
そこで少し仕事から離れて考えて気づいたのは、「一人でできることには限界がある」ということです。一方で、それがわかっても、上述のとおりの考え方では周りからのサポートを得ることは難しかったのです。そんな困り果てていた時に出会ったのが、1冊の本でした。(後日、別途紹介を書こうと思います)
「本を読む」
私はこの本により、自分の当時の考え方を少しずつ変えることが出来るようになりました。
この時もそうでしたが、自分を変えるためのきっかけは、いつも些細なことです。しかし、そんな些細なことに気づけないほど、視野が狭くなるまで抱え込んでしまっているものです。
これを読んでくださっている方で、同じ状況におられる方は、まずはご自身を大事に考えてあげてください。ご自身は怠けているわけではなく、その時の全力で頑張っておられるのだと思います。それ自体は認めてあげて欲しいです。
一方で、苦しい状況から抜け出すためには、自分以外を変えようとすると、大抵のことはうまく行きません。一時的に好転しても、長続きはしない場合が多いです。そのような場合、自分を変える必要があるのですが、そのきっかけを得るための有効な手段として、私は本を読むことをお勧めします。
その理由は、自分を変えるためのきっかけは、今の自分からは見えないコトの可能性があり、その場合は自分で考えて出てこないかもしれません。本は自分からは見えないものを視覚的に認識し、脳が知覚することで、もともと自分の中にあったとしても見えてなかったコトに気づかされることがあります。
本を書いている人が、そのようなつもりで書いてないとしても、あなたが思ったのであれば、それはあなたが本から得たコトなのだと。私はそのように考えてます。
自分を変え、苦しい状況から抜け出すためのきっかけ、皆さんはどのように得ておられますでしょうか?
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