百聞は一見にしかず

こんにちは、イシサムです。

何か新しいことに取り組む際、皆さんは形から入る派ですか?それとも、まずやってみる派ですか?

私は形から入る派でした。

知識だけでは上手くいかない

最近強く感じるところがあり、まずやってみる。を実践することにしています。

何かを始めるとき、まずは取り組む事がどのような事で、どのような全体像を持っていて、今から取り組む部分はどこなのか?を把握することから始めていました。

本を読んだり、インターネットで調べたりすることで知識を得ます。

時間をかけ、知識が十分に身についた状態でいざやってみると、全くうまく進みません。知識はあるのに自分がイメージする成功状態にならないのです。

感覚とのズレ

それは、調べてわかることは、それを調べて文書化した人の感覚というフィルターを通して言語化されたものだからです。

その感覚とは、その人の経験に基づく内容であり、同じ状況で同じ経験をしたことがない人がその知識を受け取った人がその通り出来るわけではありません。

例えばサッカーのボールの蹴り方を教わっても、いきなりJリーガーのようにボールを蹴れるわけではないですよね。

必要な筋力量や体の動かし方、ボールのどこをどの角度でどのような力で蹴るのか。そういった事はボールの蹴り方を教える側も具体的な言葉表現することは難しいですし、それを教わったとしても直ぐには同じ事は出来ないのです。

目的に対して必要なことを経験を通して自分のものにする

もちろん知識が不要と言っているわけではないです。

ある程度知識がある状態ではじめないと、目的に対して全く関係ないことをする可能性もあります。

(極端な例ですが、サッカーがうまくなりたいのに野球のようにボールを投げる練習をする。など)

そのため、知識獲得はある程度で留めて、はじめることをお勧めします。

必要なことは、目的に対して必要なことを経験して今の自分の感覚で知覚して、認識することだからです。

そうすることで、今の自分がどのくらいの力で、どれくらいの角度で、ボールのどこを蹴ると、自分の思い描いていたボールの飛び方をする。という自分だけの設計図が出来上がっていきます。事前に得た知識を自分の感覚と混ぜ合わせて溶け合うような工程があると思うとイメージが湧きやすいのかもしれません。

経験に勝るものは無い

私も以前餅つきをした際に、頭の中ではカッコよく餅つきをしている自分がイメージできていたのですが、まったく上手くできませんでした。

知識としては知っていて、簡単だと思っていました。ですが、いざ杵を持って始めてみると、腰の入らない弱々しい餅つきとなってしまったのです。

しかし、一旦始めてみると、段々と様になってきました。周りからのアドバイスもあったのですが、自分自身が経験を通して、段々イメージと体の動かし方が近づいてきたのです。

地味ではありますが、自分の中では「百聞は一見にしかず」を体感させてもらった、得るものが大きい経験でした。

皆さんにもそういった経験はありますか?

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